最適な生産ラインの維持が、
揺るぎない品質を生み出す。
製品 2017年 新卒入社 自然科学研究科 生命・食料科学専攻
菅木 省吾
※所属および掲載内容は取材当時のものです。
業界として新たな挑戦ができる会社だと感じた
学生時代、私は食材加工や食品の機能性を学ぶ中で、食品メーカーに強い関心を持つようになりました。就職活動を始める頃には、特に日本酒業界、とりわけ酒蔵には新たな挑戦が必要だと考えるようになっていました。
そんな中で出会ったのが菊水酒造でした。生酒の流通技術や斬新な容器デザインなど、その革新的な取り組みに私は強く惹かれました。この会社なら、新たな挑戦ができる土台があると感じたのです。
やがて、地元新潟でこのような取り組みに携わりたいという思いが強くなり、菊水酒造への入社を決意しました。
生産現場の衛生状況を維持し、生産活動を滞りなく進める
様々な業務を担当していますが、その中でも中心となるのが生産部製品グループでの包装工程の業務です。具体的には、機械オペレーター作業やライン点検を行い、製品が正しく仕上がっているか確認を行います。
生産の現場では、いつでも自信を持って製品をお届けできるよう、生産ラインを常に良い状態に保つことが大切です。そのため、滞りなく生産活動が行えるようにメンテナンスを行い、生産現場の衛生状況が維持されるよう、清掃などを含めた作業管理を行います。
現在は、新しい取り組みに対応するための設備導入プロジェクトに参加しており、日々検討を行っています。
包装工程は、お客様が最初に目にする「製品の顔」
包装工程は製品の味に直接影響しませんが、お客様が最初に目にする「製品の顔」だと考えています。そのため、蔵で造ったおいしいお酒を、そのまま気持ちよく飲んでいただけるよう、自社の製品の品質に胸が張れる仕事をするように努力しています。
作業の効率化や品質の向上を図ったり、設備の導入や改造など新しい取り組みに対応するための検討を行ったりといった仕事は決して簡単ではありませんが、その分やりがいが大きく、おもしろい仕事だと感じています。
風通しが良く、一人一人が尊重される職場環境
当社の職場環境は風通しが良く、活発な情報共有や意見交換が行われています。私が所属する部署は規模が大きいにもかかわらず、一人一人が尊重され、良好な雰囲気の中で業務に取り組むことができています。
さらに、社内講習を通じて他部署の業務内容を学ぶ機会が設けられており、必要に応じて社外の学習の場への参加も可能です。そのため、幅広い知識を身に付け、業務への理解を深めることができています。
安全で働きやすい設備環境を整え、作業の効率化を目指す
現在取り組んでいる設備関係のプロジェクトを完遂し、製品グループとして対応できる製品の幅を広げることが当面の目標です。
菊水の品質を守りつつ、新しい製品やたのしみをお客様にお届けする一助となれればと思います。そのため今は、同僚たちが安全で働きやすく、効率的に作業できるよう、設備の仕様について頭を悩ませているところです。
1日のスケジュール
- 8:00
- 始業、朝礼(1日の作業確認)、生産準備
- 9:30
- 生産開始、機械オペレーター、ライン点検
- 11:30
- 昼休憩
- 15:00
- 生産終了、片付け、清掃、翌日作業準備
- 16:00
- 事務作業、機械メンテナンス、所属会議体・ユーティリティ業務、生産日報チェック
- 17:00
- 終業