お酒をつくる、
お米からつくる、
北越後の大地で。

こころ豊かなくらしのために。

菊水のしごと

事業紹介

菊水には市場開発本部・業務部・生産部・研究開発部の4つのフィールドがあります。
それぞれの専門領域で課題解決や理解の深化に努めると同時に、互いに連携し協力することで総合力を発揮し、
菊水ブランドをアップデートしています。

こころ豊かなくらしをつくる モノづくり×コトづくり【4つのフィールド:市場開発本部(国内市場/海外市場/Marketing Section)、業務部(生産事務担当/営業事務担当/経理担当/庶務担当)、生産部(製造グループ/製品グループ/加工食品グループ)、研究開発部(生産研究室/商品開発室/文化研究室) こころ豊かなくらしをつくる モノづくり×コトづくり【4つのフィールド:市場開発本部(国内市場/海外市場/Marketing Section)、業務部(生産事務担当/営業事務担当/経理担当/庶務担当)、生産部(製造グループ/製品グループ/加工食品グループ)、研究開発部(生産研究室/商品開発室/文化研究室)

商品開発日本酒を核とした
新製品開発で
可能性を拓く

「蔵でしか味わえない搾りたての生原酒を多くの人に味わっていただきたい」という思いから、1972年に日本で初めてアルミ缶入り生原酒「ふなぐち」を開発。私たちは、常に伝統×革新の精神で新しい発想を具現化してきました。日本酒の新ブランドはもちろん、酒造りの副産物である酒粕や食品の開発も視野に、新しい味と新しい楽しみ方を提案し、発酵の可能性の拡大に努めています。

海外戦略海外市場を開拓し
日本酒の魅力を
世界に広げる

料理との相性の良さ、冷酒から燗酒まで温度帯により味わいが変わる特性により、食中酒としてワイン以上のポテンシャルを持つといわれる日本酒。実際に、菊水の海外での売り上げは2000年以降、アメリカを中心に大きく拡大しています。アメリカでの販売基盤の整備に加え、アジアを中心に世界各地の販路開拓に取り組んでいます。日本酒の魅力や食事との合わせ方を日本の伝統や文化とともに紹介していきます。

エンタメ日本酒を楽しむ
エンターテインメント基盤を
構築する

日本酒を五感で楽しみ、味わい、新たな魅力を発見していただくため、私たちは情報発信に注力しています。日本酒文化にまつわる文献や酒器などの展示、酒蔵や庭園の見学ができる「人が集まる蔵」を造って一般公開。また、イベントや動画、マスコミなど多様なチャネルを積極的に活用して、モノ×コトで日本酒の楽しみ方をプロデュースしています。私たちが目指しているのは「おいしくて楽しい」日本酒の世界です。

テロワール北越後テロワール構想で
地域との共生を図る

東にそびえる飯豊連峰の雪解け水が平野を潤す北越後は、清冽な水と豊かな大地、米造りに適した湿潤な気候が揃った地です。菊水の酒はこの自然の恵みの中で生まれました。豊かな自然に感謝し、恩恵を還元することを目指し、私たちは今、地域と一体になって本社周辺の圃場を整備し、そこで育んだ米を使う酒造りという大きな循環を進めています。それが、北越後で酒造りを通して地域文化を醸成する――北越後テロワール構想です。

菊水の酒づくり

年間を通して酒づくりが可能な「四季醸造」

菊水酒造では、季節を問わず一年中、安定して高品質でおいしい日本酒をお客様にお届けできるよう、「四季醸造」を採用しています。
温度や湿度を管理し、機械化や自動化などの技術も積極的に駆使することで、年間を通して最適な環境での酒造りが可能です。

酒づくりの流れ

日本酒は、原料であるお米の準備から始まり、仕込みと熟成期間を経て、約10~16か月を掛けて完成します。

  1. 原料の準備

    酒造りの始まりは、原料となるお米の準備です。まず、玄米を「精米」して白米にします。この精米工程でお米の外側の不要な部分を取り除き、精米歩合(お米の磨き具合)に応じて種類が変わります。精米の後、白米は産地や精米歩合別に保管されます。この工程には約0~1週間かかります。

  2. 洗米と浸漬

    次に、精米された白米を洗米機で洗い、表面のぬかを除去します。その後、白米を「浸漬(しんせき)」という工程で水に浸して、適切な水分を吸わせます。浸漬の時間は米の種類や精米歩合によって異なりますが、数分から数時間程度です。

  3. 蒸米と放冷

    浸漬後の白米蒸して、「蒸米」にします。この工程では、米を50~60分間蒸し、その後、蒸しあがった米を冷まします。

  4. 麹造り

    冷ました蒸米に「麹菌」を加え、「麹(こうじ)」を作ります。麹は酒の発酵に欠かせない重要な要素で、麹造りは温度と湿度を厳密に管理して行われます。この工程は約2~3日かかります。

  5. 酒母(しゅぼ)仕込み

    麹ができたら、「酒母(しゅぼ)」を造ります。酒母は、麹、水、酵母、蒸米を混ぜて発酵させます。ここで酵母が増殖しもろみ仕込みの準備を整えます。この工程には10日~15日程度かかります。

  6. もろみ仕込み(三段仕込み)

    酒母が準備できたら、「もろみ」を仕込みます。もろみは、酒母にさらに麹、蒸米、水を加えて発酵させるもので、「三段仕込み」という3回に分けて材料を追加する方法で行います。この発酵期間は約20~30日間です。

  7. 搾り(上槽)

    もろみの発酵が終わると、「搾り(上槽)」の工程に進みます。もろみを圧搾機で搾り、液体の日本酒と固形の酒粕に分けます。この作業で得られる液体が「原酒」となります。

  8. 濾過と火入れ

    搾ったばかりの日本酒はまだ不安定なため、「濾過」を行い、微細な成分を取り除きます。その後、「火入れ」という低温殺菌を行い、微生物の活動を止めて品質を安定させます。火入れは60~65度で行われます。

  9. 貯蔵と熟成

    火入れ後のお酒は、貯蔵タンクで熟成されます。通常、熟成には約6ヶ月から1年が必要です。この間にお酒の風味が深まり、まろやかな味わいになります。

  10. 瓶詰めと出荷

    十分に熟成されたお酒は瓶に詰められ、ラベルが貼られて出荷されます。こうして、日本酒が市場に出て、私たちの手元に届くのです。

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